一言でステレオと言っても、実際この言葉もたくさんの意味がありますね。
例えば一昔前では音楽を再生する機会のことをステレオと言っていましたし、
王道なクラシックスタイルのことをステレオタイプなんて表現もしますよね?
しかしここでいうステレオとはまさに本命のド直球、つまり本来の意味でのステレオを説明しましょう。
ステレオとは1つの音楽、もしくは音自体が左右2つに分かれていることを言うのです。
つまり通常の再生機器、ヘッドホンやスピーカーでは左右2つの穴から音が出てきますよね?あれがつまりステレオなのです。
これが1つのスピーカーだけで再生される場合、モノラルというわけです。
1つがモノラル、2つがステレオ、ただこれだけなのです。
例えばマイクで考えましょう、マイクの音を収録する部分は1つですよね?だからマイクは基本的にモノラルでしか録音できません。
でもたまにマイクの頭が2つついてるマイクがありまして、これがステレオマイクというものになります。
ステレオにするメリットはやはり音が広がることですね。
ただマイクの場合、例えばピアノなんかのレコーディングではマイクを何本も立てて収録しますので、最終的にそれをミックスしてステレオで書き出すため、マイク自体がステレオである必要は必ずしもないのです。