マスタートラックは歌ってみたのレコーディングや、ボーカルレコーディングした音を、ミックスして最終的に集めて出力するためのトラックになります。
なので各トラックの通常の出力先はマスタートラックになっています。
またボーカルなどは一度一つのグループトラックに集約されてから、マスタートラックに出力することも多いですが、最終的には必ずマスタートラックに出力されます。
なので、マスタートラックのことを単純にステレオアウトと呼ぶ場合があります。
マスタートラックの役割は他の各トラックとは違いますので、当然使うエフェクターもマスタートラックと各トラックでは異なってきます。
マスタートラックでしか使わないエフェクターと言えば、ステレオイメージャーやマキシマイザーなどがあげられます。(各トラックに使う場合も少しはありますが、基本的にはマスタートラック用と言えるでしょう)
このマスタートラックを書き出したものが、プリマスター音源やマスター音源となるわけです。