まず音圧と音量とは違うということを理解しなければいけません。

音圧が低い楽曲でも、単純に機器の音量を上げれば大きな音で聞こえます。

では音圧とは何かというと、同じ音量に設定しているのに音が大きく聞こえるか小さく聞こえるかというところが、音圧が大きい小さいということなのです。

音楽制作において収録した音源が0dbを超えるとクリップしてノイズや歪みが起こります。

なので制作者は常に0dbを超えないように意識して作っているのですが、

ギリギリまで0dbに近づけていく作業が音圧を上げるという作業になります。

なぜ音圧が重要かと言いますと、例えばTVなどのCMで、TVの音量自体は同じなのに他のCMよりも大きな音で聞こえたら印象が強くなりますよね？音楽でも同じで、聞いた瞬間のインパクトを考えた時に現代のポップスでは音圧を高めにすることで印象を強く持ってもらえるようにしているのです。

ただ最近ではyoutubeなどでは音圧が高すぎる音源はyoutube側で音圧を下げられてしまうなどの対応があるようで、あえて音圧低めで投稿する方などもいるようです。

録音屋スタジオ®大阪店では歌ってみたのレコーディング等の際に、基本はCDと同じくらいの音圧でマスタリングをさせて頂いておりますが、ご要望があれば音圧の変更もできますのでお申し付けください。